man using sewing-machine

「誰のための当たり前?」ボクがFOLを立ち上げたお話

はじめまして!

「身長160cm前後のサイズだけのセレクトショップ FOL 」

ディレクターのシュウヘイです。

 

昨年ブランドを立ち上げ、様々な事をお問い合わせ頂くようになったので、

ボクの考えをブログで発信する事にしました!

 

第1回目はブランドを立ち上げた理由です。

それでは、どうぞ!



宮崎の海で自転車を走らせながら、この言葉をずっと考えていた。

 

「シュウちゃんの等身大の悩みは何?」



ボクが通うビジネス大学で、ある教授から言われココロに響いた言葉だ。

2022年の春、起業クラスを履修したボクは、集中してアイデアを出すため宮崎へ来ていた。

※サーファーなので、波が良いのが大前提なのだが

 


そのクラスでは、

自分の好き×〇〇 で、小さな幸せから起業する

というメソッドを使う。



〇〇は 悩み、解決したい問題、新しい技術などなど。

 

ボクはその教授に、「ファッション×環境」でアイデアを提出した。

が、ソッコーでダメ出しを食らった。

 

「環境問題を解決するのは大企業に任せて、もっと自分や身近な人に焦点を当ててみて。」

 

そして冒頭の言葉をいただいた。

 

「シュウちゃんの等身大の悩みは何?」

 

パソコンの前で半日考えた、自分自身の悩み。

頭がパンクしそうになったので、一旦外へ出て考える事にした。

自転車を漕ぎながら、ずっと考える。

ずっとずっと続く、宮崎の霞む海岸線。

そしてふと頭におりた。

「あ、ボク身長低いのコンプレックスやん。」

162cmの背丈とは、かれこれ小6の頃から付き合っている。

 

36歳(今)-12歳(小6)=24年間だ。

※ボクは経営を学ぶ為に33歳で大学に入学している。

 

その年月は、もはや悩みを風化させていた。悩みすぎて当たり前になっていた。

好きが転じて働き始めたファッション業界。

 

キャリアのほとんどを捧げてきたが、よくよく考えれば、自分にぴったりのサイズに出会える事なんてほとんどなかった。

 

それが当たり前だと思っていた。


でもそれは「誰のための当たり前」なのか?

・・・。



そう思った瞬間に広がった夢のショップ。

「ここにある商品ぜーーーんぶが自分のサイズ」

思い立ったが吉日。

 

即行動し、なんやかんやあって、2023年に

身長160cm前後のサイズだけのセレクトショップ

FOL(フォル)を立ち上げた。

 

前例がほとんどない事業なので、手探りで正解を探すしかない。

迷いしかない暗闇の中で、SNSを通じて頂くお客様からの言葉。

 

「サイズがぴったりで感動した。」

「こんなブランドが欲しかった。」

 

毎回泣きそうになる。

 

それくらい嬉しいしモチベーションになる。

だから絶対にブランドを成長させる。

 

同じ悩みを持つ人達に、これまでの当たり前を変えてもらう為に。



最後までお読み頂き、ありがとうございました! 

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